スマホ西栄寺

大法要

法要とは、仏教において遺族が故人の冥福を祈るために行う供養のことで、 神道では「霊祭」、キリスト教では「追悼ミサ」や「記念祭」に該当します。 西栄寺では、大阪本坊・堺坊におきまして彼岸会法要、盂蘭盆会法要(お盆)、 永代経法要といった大法要を行っております。

ご予約は、それぞれの開催日時が近くなりましたら、 受付を開始致します。

春彼岸法要

春彼岸法要

「彼岸」とは川の向こう岸を意味する言葉です。今現在暮らしているこの苦に満ちた世界(娑婆世界)を此岸(川のこちら岸)に見立て、寂静たる悟りの世界、つまり極楽浄土のことを大きな川に隔てられた「彼岸」と表現しているのです。目の前に横たわる川は本来であれば向こう岸が見えないほど幅の広い川です。そのこちら岸で舟も持たず泳ぎも苦手な私たちが諦めるしかないところを、決して見捨てずいとも簡単にひょいと渡して下さるのが阿弥陀様の智慧と慈悲なのです。丁度太陽が真西に沈む季節には遥か西方にあると言われるお浄土に思いを馳せる良いご縁となります。彼岸法要は渡れないはずの私たちを渡して下さる阿弥陀様のご恩に報いるため、せめてもの思いでお念仏を頂いていく感謝の法要なのです。

春のお彼岸は春分の日を中心に前後三日間とされています。西栄寺の彼岸法要は春分の日当日に大本山大阪本坊、その前後の日曜日に堺支坊にて勤修致しております。